メタアナリシス

メタアナリシスの等高線

メタアナリシスは複数のスタディの結果を統合する手法です。統合して、帰無仮説が棄却されるかどうかの判断と、採択するとして、「効果の大きさ」の推定値とその信頼区間を算出します。 2つの2x2表でその基本的な雰囲気を感じてみます。 まず、2個のス…

最大値

ただし、 の大小関係について、みてみる

メタアナリシス

単純なところでは、統計量の分散インフレーションがあるときに、メタアナリシスを行うとして、その分散インフレーションの補正項がどういう挙動をするのか、ということ 大まかなくくり(遺伝子とか、機能パスウェイ単位とか)での比較をしたいけれども、その…

Winner's Curse補正

Am J Hum Genet 80 605-615 (2007) Overcoming the Winner's Curse: Estimating Penetrance Parameters from Case-Control Data. by S Zollner and JK Pritchard GWAS によって、検出されるローカスは、その規模から、RRが実際より大きい側にバイアスが入っ…

メタアナリシス

オリジナルペイパー Random-effects model for meta-analysis of clinical trials: An update Rebecca DerSimoniana,et al. リンク 信頼区間 リンクHeterogeneity in Meta-Analyses of Genome-Wide Association InvestigationsJohn P.A. Ioannidis1,2,3*, Ni…

オッズ比、相対危険度、信頼区間

エクセルはこちら Rのrmetaをエクセル化したもの 少し不安なのは、Rのrmetaパッケージのソースを見た限りでは、信頼区間の算出は、推定量(ORなど)について、その対数をとって、算出SEをもとに上下限を正規分布近似で出していることになっており、Rのそれは、…

DerSimonian-Laird

複数のスタディがあり、それぞれのサンプルサイズを、因子陽性サンプル数をとしたときに、スタディの重みを、に比例してとる(観測データからの母分散・・・)。因子陽性についての統計量を とし、複数スタディにおける、この統計量のばらつき具合を評価して、…

多重検定を重層的に繰り返したとき(6)Mantel-Haenszelは自由度=層数のカイ自乗統計量の1次元投影量である

この日の記事の問題点は 『統計量を考えたこと』 独立事象について、生起確率を掛け合わせることと、P値(生起確率の累積)を掛け合わせることとは別物であるから。以下の記述は、この点について問題があることに留意しつつ、積分その他については、メモとして…

多重検定を重層的に繰り返したとき(5)

この日の記事の問題点は 『統計量を考えたこと』 独立事象について、生起確率を掛け合わせることと、P値(生起確率の累積)を掛け合わせることとは別物であるから。以下の記述は、この点について問題があることに留意しつつ、積分その他については、メモとして…

多重検定を重層的に繰り返したとき(4)

この日の記事の問題点は 『統計量を考えたこと』 独立事象について、生起確率を掛け合わせることと、P値(生起確率の累積)を掛け合わせることとは別物であるから。以下の記述は、この点について問題があることに留意しつつ、積分その他については、メモとして…

複数の分割表検定を併せる

同一の仮説について複数のデータが得られたときに、それを総合して検定をしたいことがある。メタアナリシスは、複数の同様な発表データを総合する手法で、発表データの同定の適切性など、結果の信頼性を確保するには、それ特有の問題があるが、今、その点は…