代数統計

分割表の位置・自由度・座標変換3 正単体・複体の2段階階層構造の頂点座標

正単体の頂点座標 個の頂点を持つ正単体の頂点座標は次元空間上の点として表される (全頂点ベクトルの和はゼロベクトル) (すべての頂点ベクトルのノルムは等しい) (すべての頂点ベクトルペアのなす角は等しい) これらの頂点は、ある1つの尺度のカテゴリに対…

分割表の位置・自由度・座標変換2 分割表における正単体と複体

分割表では、正単体として扱われるものが2種類ある (1) ある尺度は個のカテゴリを持つ。これらのカテゴリは相互に対等な関係にある。また、すべての標本は個のカテゴリのいずれか1つに属することから、個の頂点を持つ正単体の内部と表層とが、標本分布の存…

分割表の位置・自由度・座標変換5 分割表の正単体・複体座標表現(2)

できたようだ… 関数 library(sets) library(igraph) # 制約条件Facesから、Facets(Facesの包含関係から、最大化した部分正単体の集合としたもの)を作る MakeFacets<-function(Faces){ Subs<-outer(Faces,Faces,FUN="set_is_proper_subset") diag(Subs)<-FALS…

駆け足で読む『Lectures on Algebraic Statistics』再び 2. Likelihood Inference

目次はこちら 放物線などが出てくる これと重なる・つながる

駆け足で読む『Lectures on Algebraic Statistics』再び2 1. Markov Bases(3)

目次はこちら こちらでマルコフ基底の話が出た ここでは、Hierarchical modelsでのマルコフ基底について 複体(Simplicial complex)(こちら) 複体が登場するのは、因子の関係を任意に行いつつ、因子間関係が独立な場合に、確率の積で取り扱うために便利だから…

駆け足で読む『Lectures on Algebraic Statistics』再び2 1. Markov Bases(2)

目次はこちら こちらでm次元分割表の正確確率検定の話、そして、そのp値計算のために、与えられた周辺度数を満足するテーブルの集合があった そして、その集合を動き回るための基底としてのマルコフ基底が登場した ここで、「テーブル集合」はマルコフ基底に…

駆け足で読む『Lectures on Algebraic Statistics』再び2 1. Markov Bases

目次はこちら こちらやこちらも参考 独立な分割表の確率行列のランクは1 Nr<-sample(2:10,1) Nc<-sample(2:10,1) library(MCMCpack) Pr<-rdirichlet(1,rep(1,Nr)) Pc<-rdirichlet(1,rep(1,Nc)) Pmat<-t(Pr) %*% Pc Pmat qr(Pmat)$rank m次元分割表の正確確…

駆け足で読む『Lectures on Algebraic Statistics』再び

Lectures on Algebraic Statistics (Oberwolfach Seminars)作者: Mathias Drton,Bernd Sturmfels,Seth Sullivant出版社/メーカー: Birkhauser Basel発売日: 2008/12/10メディア: ペーパーバック クリック: 18回この商品を含むブログ (2件) を見る 駆け足で読…