物理

次元

『次元が違う』 次元とは。この世の中で、それ以外の何によっても代用できない基本性質のひとつひとつのこと。Wikipediaの記事がよい。 次元は、他のものによって代用できない基本性質だが、世の中の基本性質(根本)というものは、捉えたくて捉えきれない虹の…

関数としてのテンソル

テンソルのことを書いている。 Mathematicaの記事は良い。Metric tensor はこちら、Permutation tensor はこちら、クロネッカーのデルタはこちら 自分用のメモとして、ここにも自分なりのてすさびとして、書く。 テンソルはベクトル空間の関数である。 ベク…

Metric tensor と Permutation tensorとクロネッカーのデルタ

若干、話しの方向を変える。 ベクトル空間中のベクトルの間には、(1) 距離 という関係と (2) 相互の作る角 という関係が重要である。あるベクトル空間を考え、そのベクトル空間のテンソルを張る外積空間とを考える。ベクトル空間を張る正規直交基底があり、…

ランダムドリフトにおけるアレル頻度変化

今、アレル頻度p,1-pなる対立遺伝子座がある。有効集団サイズNで一定であるときにこの座のアレル頻度は遺伝的浮動により、固定(p=0 or 1)となる。その途中経過をプロットするエクセルである。入力値は、初期アレル頻度、経過時間、有効集団サイズ、および、…

ほんのメモ

分子間結合力を応用した、ノード配置の最適化に関する記事(こちら) フックの法則(すべてのものはバネであり、位置で微分したものが力を与えるとき、その力がどんな形式であっても、極小付近ではフックの法則が成り立つ)についてはこちら さらに数式的解説は…

1 拡散方程式で表す遺伝的浮動

遺伝的浮動とは:記事はこちら 拡散方程式 物理現象・熱力学現象を既述するのに、偏微分方程式が用いられる 拡散方程式は、時間に関する偏微分と空間に関する2階偏微分(と1階偏微分との和)が比例するという方程式で、拡散現象や熱の振る舞いを記述できる …