Haskell

Haskellで確率モデル(書き直し)

ここ数日間の記事は、調べ物をしながらのメモの堆積物のようになってしまった もう一度、全体を見渡して、整理しよう 確率モデルとは 一般化して考えたい 特にパラメトリックモデルもノンパラメトリックモデルも併せて考えたい パラ、ノンパラは、パラメタの…

多観測の尤度計算〜Haskellで確率モデル(続)

昨日の記事でメトロポリスヘイスティングをやった その実行例として、二次元点集合に一次線形モデルを設定して回帰係数の事後分布を作った その中でサンプリングされた回帰直線係数の下での条件付き確率を、個別の観察点について計算し、それをたたんで一つ…

Haskellでメトロポリスヘイスティング

こちらには、前の記事で勉強したDistのことが書いてあるのだが、それを使ってメトロポリスヘイスティングを実装している。 以下の通り このHaskellコードを読んでいくことにする メトロポリスヘイスティングでは(関数 mh として作成されている) 事象の確率は…

Haskellで確率モデル

こちらにも書いたように、Haskellでは、確率変数のための仕組みRVarがある。 パラメトリック分布からの乱数発生もRVarを用いていることは、こちらや、こちらでも窺い知れる さて。このRVarは確率変数の型なのでこちらにも書いたように、確率モデルをRVar a …

駆け足で読む『確率とモナドと確率論的プログラミング』

記事 ぱらぱらとめくるには、Haskellの理解が浅すぎて無理なので、がんばって読む(が時間は掛けられない) 読みながら気になったこと、調べたこと、等をメモしていく 確率変数を扱いたい。確率変数はいろいろな値をとる変数なので、有限・無限集合。これをリ…

Haskellで乱数

こんな記事があって、Haskellでの乱数発生はいろいろあることがわかる mwc-randomはかなり速いし、これを使っておけばよいのでは?という結論 そのmwcは昨日の記事でも使われていた 簡単に言うと、乱数を使う処理は何度もせずに一度に済ませることにする そ…

この処理を眺めてみる ベルヌーイ事象とその独立試行の繰り返しの話 二値型確率事象Bookをデータ型として作り、それに生起確率ベクトルを付け加えている。付け加えるときは、weightedという関数を使っている。有限事象の確率変数なのでFiniteというクラスを…

乱数はいつ決まる?

上記が回ったところで、Main.hsをghciに読み込んで、Main.hsでやっていることを見てみる Probディレクトリの中で、stack buildも終わった状態で以下をやると、Main.hsを回すのに必要なライブラリなどは揃っていて、読み込める stack ghci ghci内で、appフォ…

確率的プログラミング 再 ハスケル

stackは入れておく stackで専用環境を作る stack new Prob cd Prob まず、probableパッケージのこのファイル(/Prob/app/Main.hs)を動くようにする module Main where import Control.Applicative import Control.Monad import Math.Probable import qualifie…

Haskell でProbabilistic programming その3

こちらの記事でHaskellをベースにしたProbabilistic programmingについてメモをした このペイパーを読みつつHaskellとその中でのMonadの使用方法について勉強した こちらとこちらに、それが提供するhaskell パッケージの使い方について書いた そのパッケージ…

Haskell でProbabilistic programming その2

こちらの記事でHaskellをベースにしたProbabilistic programmingについてメモをした このペイパーを読みつつHaskellとその中でのMonadの使用方法について勉強した(こちら)ので、少し頭の中を整理してみる 確率分布 確率分布は、台があって、台に非負の値が乗…

Haskell でProbabilistic programming

昨日の記事でHaskellをベースにしたProbabilistic programmingであるHARUKAのメモをした HaskellでのProbabilistic programmingについて、このドラフトペイパーに基づいて少し勉強する(ドラフトペイパーの中でFalse positive, True positiveの使い方が間違っ…

下降階乗からHaskellへ

Ewens sampling formulaから調べ物をしていると階乗、下降階乗・上昇階乗などのサイトを閲覧することが増える。さらにその関連で第一種スターリング数、第二種スターリング数などもよく使う。また、確率密度関数とはそもそもなんだっけ、そしてその教科書の…