調節機構を階層化する・一般化する

  • ここでcisエレメントのことをやった
  • cis を連続するDNA分子上に制約した制御、transを(細胞内・核内の)自由移動の制御のことと考えるとする
  • ここで「制約」と「自由な範囲」について定義を変えると
  • cis的なことを「同一細胞内でのこと」、trans的なことを「細胞に制約せずに自由移動するような制御」とすると、「T細胞とがん細胞の間の相互作用」はtransの話になりそう
  • また、endocrine, paracrine, autocrineというくくりは、endocrineが遠方も含めての自由移動、paracrineは近傍細胞での制約、autocrineは自己に関する制御(『同一細胞でのこと』〜cis的)というような分類とも相通じる話しなのかもしれない
  • 転写制御をDNA分子制約・核内制約・細胞内制約・局所細胞群制約・組織制約・臓器制約・個体制約・個体間制約・・・と多重スケールで考えてみることもできそう