平均ベクトル(駆け足で読む統計学のための数学入門30講 30)

  • 第30講 平均ベクトルと分散共分散行列



統計学では多変量を扱い、それぞれの期待値やそれらが作る分散・共分散を扱い、それらをベクトル表現・行列表現することが便利である。この章では、統計多変量をベクトルでそれらが作る組み合わせ(「共」)を行列で表すのに、偏微分・重積分線形代数の表記法でまかなえることを示す。また、より統計学の色彩濃く、観測量と推定量などを含めて表現している。詳細は省略する