第11章 繰り返し観測の取り扱い



  • 観測データは、系列になっていて、ある値はその系列の前の値(もしくは後の値、前後両方など)の影響を受けた値であるとする。このようなとき、個々の測定系列の増減に着目しないと違いがあるのにみつからないこととなる。たとえば、身長の経時変化など。系列内データの差分をデータとして扱っている例が示されている
  • さらに、それと似ているけれども、本章で扱っている、繰り返し観測(非減少系列など)でもとらえられないのは、系列の中にピークがあることの検出や、そのピークの位置が、群間で異なることなどの検定も繰り返し