優性モデル・劣性モデルとトレンドテスト統計量

優性モデルでは、アレル a の所有数が1、2のときを均等に扱い、劣性モデルでは所有本数が0,1のときを均等に扱うから、それぞれの重み付けはw_{dom}=\{w_0,w_1,w_2\}=\{0,1,1\},w_{rec}=\{w_0,w_1,w_2\}=\{0,1,1\}
Y^2_{dom}は適当に式変形することにより、Y^2_{dom}=\frac{n}{r}\frac{n}{s}n\frac{Dr0^2}{n_1+n_2}=\frac{n^3Dr_0^2}{rsn_0(n_1+n_2)}であることが示せる。
他方、優性モデルにおいて、作った2x2分割表は

AAAa,aasum
caser_0r_1+r_2r
controls_0s_1+s_2s
sumn_0n_1+n_2n
となり、これから算出するカイ自乗統計量は
\chi^2_{dom}=\frac{Dr_0^2}{Er_0}+\frac{(Dr_1+Dr_2)^2}{(Er_1+Er_2)}+\frac{Ds_0^2}{Es_0}+\frac{(Ds_1+Ds_2)^2}{(Es_1+Es_2)}
2x2分割表の特徴からDr_0^2=(Dr_1+Dr_2)^2=Ds_0^2=(Ds_1+Ds_2)^2であることに注意して
\chi^2_{dom}=Dr_0^2(\frac{1}{Er_0}+\frac{1}{(Er_1+Er_2)}+\frac{1}{Es_0}+\frac{1}{(Es_1+Es_2)})
この式を適当に変形することで、先にw_{dom}のときのY^2_{dom}と一致することが示せる。
劣性モデルのときも同様にトレンド統計量と、2x2表のカイ自乗統計量とが一致することを示すことができる