グラフィカルモデリング

  • 多変量解析の1手法にグラフを基にしたグラフィカルモデリングがある。
  • 確率変数を頂点とするグラフ
  • 確率変数同士は、独立であるか、条件付独立であるかによって、グラフ上での、つながり方が定められる
  • 確率変数同士の関係を辺で表す
    • グラフの辺には、無向と有向とがある
      • 無向辺は対称的関連(双方的因果関連)を表す
      • 有向辺は因果的関連を表す
    • 無向辺と有向辺のうち、そのどちらを用いるか、両方を用いるかで、モデルのグラフは次の3タイプに分類される
      • 無向グラフ
      • 有向グラフ
      • 連鎖グラフ
  • グラフで表すことの意味
    • グラフ理論におけるさまざまな概念・定義を用いることが可能になる
      • 隣接する頂点
      • 完全なグラフ
      • 部分グラフ
      • クリーク
      • パス
      • 連結する頂点
      • 境界
      • 閉包
      • 分離
      • 親と子
      • 有向道
      • 巡回閉路、巡回的、非巡回的
      • 先祖、子孫、非子孫、先祖集合
      • ルート、トレイル、道
      • 弦、弦のない道、スライド
      • 擬閉路、巡回擬閉路、閉路、巡回閉路
      • 部分巡回グラフ
      • 連鎖グラフ
      • コンプレックス、サブウェイ
    • グラフのマルコフ性
    • 無向グラフ
      • 条件付独立構造を体現している
      • マルコフ性によって条件付独立性は評価される
    • 非巡回有向グラフ
      • モラルグラフを構成することによって、無向グラフにおける条件付独立評価の枠組みで解釈する
      • d-分離基準によって判断できる
    • 連鎖グラフ
      • 無向部分グラフが、非巡回有向グラフを成しているような構造を持つ
      • モラルグラフを導入できる
      • c-分離基準
  • その他