点の座標変換と法線ベクトルのそれ

  • いま、k次元空間のk本の正規直交軸をそれぞれA=(a_i)倍することを考える
    • X=(x_1,...,x_k)なる点の座標はX'=(x_i'=\frac{1}{a_i}\times x_i)と変換される
  • 次に、k次元空間の面\sum_{i=1}^k b_i x_i =Cなる面を考える
    • 法線ベクトルB=(b_i)があって、面の上の2点を結ぶベクトルはこのBと直交する
    • この面は、第i番軸の切片がx_i=\frac{1}{b_i}であり、b_i=0のような軸とは平行であって、切片を持たない
    • 正規直交軸をa_i倍すると、この切片はx_i'=\frac{1}{a_i}\times \frac{1}{b_i}=\frac{1}{a_i\times b_i}に変換される
    • このような切片を持つ面は\sum_{i=1}^k x_i \times (a_i\times b_i)と表される
    • この面の法線ベクトルはB'=(b_i'=a_i \times b_i)である
    • したがって、正規直交軸に関する拡縮において、
      • 「点の座標」は1/A=(\frac{1}{a_i})
      • 面は、その法線ベクトルがA=(a_i)