駆け足で読む『偏微分方程式』(スタンリー・ファーロウ)

偏微分方程式―科学者・技術者のための使い方と解き方

偏微分方程式―科学者・技術者のための使い方と解き方

  • 第1部 入門
  • 第2部 拡散型の問題
    • 第2課 拡散型の問題(放物型方程式):例示
    • 第3課 拡散型問題のいろいろな境界条件
    • 第4課 熱伝導方程式の導出
    • 第5課 変数分離
      • 2変数について、右辺には片方の変数のみ、左辺にはもう片方の変数のみにする方法
      • 適用範囲に、「境界条件の制約(線形同次境界条件)」がある
    • 第6課 非同次境界条件を同次境界条件に変換すること
      • 変数分離が必要とする条件「線形同次境界条件」を作って変数分離法に持ち込む
    • 第7課 もっと複雑な問題を変数分離で解くこと
    • 第8課 難しい方程式を簡単な方程式に変えること
      • 指数関数を入れたり…
    • 第9課 非同次偏微分方程式の解法(固有関数展開)
    • 第10課 積分変換(正弦変換と余弦変換)
      • 「問題」が易しくなるように「変換」して、易しい問題を解いて、元に戻す(逆変換する)
      • 変換する関数がkernel(核)
    • 第11課 フーリエ級数フーリエ変換
    • 第12課 フーリエ変換およびその偏微分方程式への応用
      • 微分が積にかえられること
        • 「2つの関数の積の変換はそれぞれの関数を変換したものの積ではない」
        • 「関数の積」である関数の変換は、関数に「畳み込み処理」したものの変換である
          • (f*g)(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi}}\int_{-\infty}^{\infty} f(x-\xi)g(\xi) d\xi
            • \frac{1}{\sqrt{2\pi}}が出てくるあたりは、確率変数の同時分布とかと同じ(だろう)
      • 無限畳み込み
    • 第13課 ラプラス変換
    • 第14課 デュアメルDuhamelの原理
    • 第15課 拡散問題における対流項
      • 対流は多数の分子の動き
  • 第3部 双曲型の問題
  • 第4部 楕円型の問題
    • 第31課 ラプラシアン(直観的記述)
    • 第32課 境界値問題の一般的性質
      • 時間によらず、「空間に関してだけ変化する」現象
      • 楕円型境界値問題
      • 3つの境界条件
        • ディリクレ条件:境界での値が与えられる
        • ノイマン条件:境界での外向き法線方向の微分が与えられる
        • ロビン条件:2種の混合(ただし、特定の現象を考えるうえで適当な条件の作りになっている)
    • 第33課 円に対する内部ディリクレ問題
    • 第34課 円環領域におけるディリクレ問題
      • ディリクレ問題を解くのに適当な形リスト
        • 円の内部
        • 円環
        • 円の外部
        • 球の内部
        • 2つの球の間
        • 2直線の間(2次元)
        • 2平面の間(3次元)
    • 第35課 球座標に関するラプラス方程式(球面調和関数)
      • 独白「なるほど、ここで球面調和関数に至るわけですね…。ようやく枠組みが見えかけてきました」
    • 第36課 非同次のディリクレ問題(グリーン関数
  • 第5部 数値解法と近似解法