起きるか起きないか〜ベルヌーイ分布

  • 何かしら、「こと」がある
    • 「起きる」か「起きない」かのいずれか
    • 「こと」が起きる回数は次のように分類する
      • 1回起きたら、それだけが重要である場合
        • 死亡・発病などの「不可逆変化」
  • ベルヌーイ事象の確率密度分布
    • 「ある1時点」での観察
    • 「1回」起きるか起きないか
    • 「こと」の回数を集計する
      • 0,1
  • P(X=1)=p,P(X=0)=1-p
    • 期待値はp
    • 分散はp(1-p)
  • ベルヌーイ事象を拡張する
    • 離散的に拡張する
      • ベルヌーイ事象がいくつもあって、独立に起きるとき、その起きた件数を考える(時刻は1つ。変数が多数。変数は相互に区別がつかない)
      • ベルヌーイ事象が時系列で起きる。時間の進行が離散的
      • どちらにしても二項分布
    • 連続的に拡張する
      • ベルヌーイ事象が時系列で起きる。どの時点においても等確率で起きる
  • 着目の仕方で説明する
    • ベルヌーイ試行が複数回起きえて、その回数に意味がある場合。何に着目するか
      • 起きた回数が重要…0,1,2,...
      • ある回数以上、起きることが重要
    • 「起きうる」『時』は次のように分類する
      • 「あるただ一瞬のとき」に起きうる:t=t_0
      • 「あるとき」と「あるとき」と…と「あるとき」に起きうる:t\in \{t_1,t_2,...,t_k}
        • 「あるとき」から「あるとき」の「連続時間」に起きうる:t_a \le t \le t_b