講義と演習の実験。大学(院)教育の原点に帰る

  • 先日、友人と教育で伝えられるものについて話す機会があった
  • 自分で意見をまとめて言えること(と(他人の)意見を理解できること)の訓練が大学(院)教育なのでは、ということになった
  • さて。
  • 講義・演習は、知識と知的技術の伝達
  • 知識は、命題で伝えるもの
  • 知的技術は、方法として提示するもの
  • 通常、大学(院)では、講義と演習に分けて、知識を講義で、技術を演習で教授することを前提としている、だろうか
  • 知識を講義で教える意味は
    • 完成しているものを書物から吸収するか、講義形式で吸収するか
    • 両者の違いは、自分のペースか、インターラクティブかの違い?
    • では、スライド形式は?→書物型
    • では、e-learningの位置づけは?→書物型
    • ここまでの話は、「書物」がある場合。なければ、講義でしゃべるしかない
    • とすると、講義を生身でやる意味としては2つ
      • インターラクティブにすること
      • 書物になっていない新しいことをしゃべること
  • 方法を提示する
    • 『一緒にやってみる』こと
    • 方法は「正しい」かどうかより、「やっている様子」を間近に見ることに意味がある
  • そんなことを考えつつ、3つの実験をしてみる
    • 1.講義。スライドの数を減らす。配布プリントを(ほぼ)なくす。スライドには、「知識」と「問」を出す。「問」を講義中に解かせる→初回の実験はこちら
    • 2.対象を変えて、講義してみる。具体性を上げたコンテンツをそろえる。五感に訴える割合を増やしたコンテンツをそろえる→実験中はこちら
    • 3.一人の参加者として「インターラクティブ」にやってみる→実験中はこちらこちら
  • 目標は「相手や状況が変わっても、常に、臨機応変に、相手が話題に関して能動的に考えるきっかけを与えるような存在である」こと、とまとめられそうに思う
    • そのためには、「敵を知り、己を知る」ことも大事だが、「前もって敵を知ったり己を知る」ことよりも、「瞬時に」それを「感知」して、己を調整することができることが必要
    • これは、バドミントン(とか1対1型スポーツ)と同じ
    • それならできそうな気がする