判断支援という視点から

  • DNA鑑定というのは、DNAの情報を尤度にする部分と、そのDNA由来の尤度を使って、「判断」を下す手助けをする部分がくっついている。後者(「判断」の手助け)は、もともとDNAとは関係ないのだが…
  • 臨床診断(こちらとかこちらとか)は、そもそも、「判断」。意見を誰かに言うとか、誰かに助言するとかするという役割を持っているとき、その「役」を果たすべき自分(の一部)がいて、その自分は判断する必要がある。「別の部分の自分」が判断したがっている自分の判断作業を支援する、と考えれば、これも「判断支援」
  • 広く医学研究の成果を医療判断に用いるという行為も「判断」であるが(トランスレーショナル・リサーチとも最近は言うが)、「成果」をどういう風に判断に用いたらよいかを「数字を使って」助けようというのは、これは統計学の仕事
  • というように考えると「臨床判断支援」は遺伝解析のテーラーメード化の一環なので、ラボの活動ととらえるべき、となる
  • そうすると、こんなラボ行事が必要になる
  • 明日からゴールデンウィークに突入するので、ちょっと、調べもの