大まかに判断する

  • こちらで急患の大まかな判断をしている
  • 救急搬送 AND 胸痛における急性心筋梗塞という診断を扱っている
    • 救急搬送という情報
    • 「胸痛」という情報
    • 心電図変化から読み取る、ある一つのカテゴリ情報 ST上昇/下降
  • ST上昇/下降は「ST上昇を伴う急性心筋梗塞」と「ST下降を伴う急性心筋梗塞」という診断に落ち着く、という
  • ST上昇を観察したときの頭の働きとST下降を観測したときの頭の働きとはどう違うか
  • 「CK上昇を伴う…」と「CK上昇を伴わない…」とはどうか
  • 「来診時に単純Xp上異常を認めない胸部大動脈解離」とかはどうか
  • そんなとき、「後付けの診断」と「行動を実行しながらの診断」とがあることがわかる
  • 「レトロスペクティブ診断」と「進行形診断」とでも呼ぶべきなのか
  • 正誤を検証されるべきは何なのか
  • そのときの「正誤」ってそもそも何なのか
  • 「あの人はできる(病院の外にも、病院の中にも、免許の有無・職種の如何を問わずいる)」って言うときの「できる」って「進行形診断」のことで、「点数化されている『できる』」って「レトロスペクティブ診断」のことのようにも思う
  • 「できる」って言うときは「すぐ判断する」「いつも判断がある」「厳密解より『間違いのない(大まかに当たっている、という意味や、対処で(決定的な)失敗を導かない、という意味を含む)』判断をする」ことを指すか…
  • さて、これを「定義」や「定量」に持ち込むにはどうするか(世の中ではどうしているのか)
  • おまけ
    • 血管支配の分類(単支配と複数支配と)について書かれている
    • 脳:内頚動脈と椎骨脳底動脈での複数支配とも言える
    • 「気にする」スケールによって血管走行のトポロジーのうちの主要な部分が決まることがわかる
    • 完全な「単支配」は根(ルート)から始まって、完全なる分岐木であって、木の先端である「葉」は個々の細胞、もしくは、解剖学的単位・機能的単位
    • それから外れるグラフトポロジーは(少なくとも部分的に)複数支配
    • 生理的なものは解剖学でそれをやるとして、じゃあ増殖性病変の場合は?そのトポロジーを決めるものは何?