帰結が連続値の2択、帰結に選択肢別のありがたみを入れた例の拡張として、の要点

  • s \in \mathbf{S} = \{s_0=0,s_1=1\}(選択肢)
  • z \in \mathbf{Z}=[0,1]}(上限・下限ありの連続帰結)
  • \mathbf{G}=\{g\}(生起確率密度分布の集合)
    • この分布、なんでもありにしてみよう。1峰性、多峰性、不連続、微分不能
  • 観察\mathbf{D}=\{d_1,d_2,...,d_n\}; n=0,1,2,...であって、d_i=(s_i,z_i)である
  • 今、ある観察\mathbf{D}=\mathbf(x)のもとで、ある選択肢sの帰結生起確率密度分布を、\mathbf{Z}k(等)分した多項分布とみなすことにする。共役事前分布はディリクレ分布である(何等分にするかを決める必要がある)
  • ここで、選択肢sで帰結が第j区間[\frac{j-1}{k},\frac{j}{k})に観測された数をN_{s,j}とすれば
  • P(f_s(z)=g=\mathbf{p}=(p_1,...,p_k)|\mathbf{D})=Dirichlet(\mathbf{p},N_{s,1},N_{s,2},...,N_{s,k})
  • [tex:h(\gamma=(g_0,g_1)=*1]
    • q_0=\sum_{i=1}^{k-1} (p_{0,i}\times (1-\sum_{j=1}^i p_{1,j}))の確率でs_0が選ばれ、q_1=\sum_{i=1}^{k-1} (p_{1,i}\times (1-\sum_{j=1}^i p_{0,j}))の確率でs_1が選ばれ、\sum_{i=1}^k p_{0,i}\times p_{1,i}の確率で\{s_0,s_1\}が選ばれるから
    • q_0 > q_1のときh(\gamma)=\{0\}
    • q_0 = q_1のときh(\gamma)=\{0,1\}
    • q_0 < q_1のときh(\gamma)=\{1\}

*1:p_{0,1},p_{0,2},...,p_{0,k}),(p_{1,1},p_{1,2},...,p_{1,k}