多因子閾値



  • 多因子遺伝形質は、量的連続分布を示す
  • 多くの形質は、不連続形質(ケースかコントロールか)である
  • 遺伝因子レベルでは多因子であるものが、形質レベルでは不連続形質であるときに、遺伝因子が作る連続分布に閾値があって、その上下で形質が決定されるとする考え方を多因子閾値理論と呼ぶが、その論が用いる閾値のこと
  • 性別の閾値を想定すれば、罹病の性差についてもモデル化が容易
  • 疾患家系と一般集団の遺伝因子正規分布を想定し、同一の閾値を適用することで、ラムダの想定も可能