うすらぼんやり考えること



  • 特にARG(アンセストラルリコンビネーショングラフ)に限ったことでもないように思うけれども、互いにがちがちでないゆるい関係は、ゲルとかゾルとかとして観測することになるのではないかと思う。ゲルやゾルの構成要素を物理的に観測していても、いつの間にか、興味はその化学的特性になっていたりするのではないだろうか。
  • 物理空間内の「質点」なりものは位置と加速度を持ち、それぞれが複数次元に対応する変数で表現される。位置と運動について。空間を定める座標と時間を定める座標がある。空間座標は複数の次元であるが、時間次元は一つしか設定されない。また、空間次元は、通常、不変であるとみなすことが多い。
  • このような次元設定において、時間を特別に取り立てて、時間変数で微分したり積分したりして「状態」を理解しようとする。
  • 観測対象があって、それに対する属性があって、その「変化」を定量化するための次元軸があるとき、それは、「物理的」に捉えることができる。
    • 必要なのは、「対象」の定義と「空間次元」の定義と「変数」の定義である。
  • 「状態」・「分布」が得られているとき、それを平衡状態とみなすか、動的遷移状態の一瞬の姿とみなすかが第一の分岐点である。
    • 平衡状態なら、その状態を維持している動力源を解く
    • 動的遷移状態なら、その動き・変化量をどうやって観測したら言いかを考える