家族歴
ある疾患について、その患者(発端者)の家族歴をとったところ、3割の患者で家族歴が陽性だったと言う。この疾患の家族集積性についてどんなことを考えればよいだろうか?
- 有病率(家族集積性がなくとも、好発疾患では有病家族を有する確率が高い)
- 家族歴の対象となった「家族」の人数。有病の家族が何人いて、そうでない家族が何人いるかの情報が必要
- 有病率と、有病・非有病の家族の人数とから、遺伝要因・環境要因が、ともに、家族内に存在しないときに、そのような家族歴が得られる確率がわかって初めて、家族歴から、それが家族内に集積しているのかどうかがわかるので、そのような確率を算出してみる・・・(こちらのエクセル)