Milestone 13

  • 13. YACs/BACs
  • 組み込みDNA配列長は大腸菌環状プラスミドでは50kb
  • 遺伝子機能解析にあたって、転写調節部位全体を組み込むには短く、また、ゲノムシークエンスするにも、単位が短い問題があった
  • 1987年に、YAC(yeast artificial chromosomes)が作られた
  • 500Kb規模
  • 酵母染色体の構造を模し、セントロメアテロメアも有して、大型でも安定
  • 問題点があって、それは、配列キメラであること、酵母配列とのコンタミネーション
  • YACの利点を維持しつつ、BACが登場(1992年)
  • 300Kb程度と短めながら、安定性、操作性において、YACの上を行った