遺伝性のある疾患は、発病者と遺伝的に近い人の発病率は、一般の発病率よりも高いことをもって評価するころがある。いわゆる、双生児再発危険率()や同胞再発危険率(
)である。
発病には、発病年齢や性別などが影響するので、その影響を「一般の発病率」に考慮することができる。こうすることで、再発危険率についても、年齢・性別などを考慮したものとなる。
それが標準化罹患比 Standardized incidence ratio(SIR)である。
SIRについては『罹患率・死亡率の計算、年齢調整の方法』のPDFを。
それを使った論文は、"Familial associations of rheumatoid arthritis with autoimmune diseases and related conditions"(A&R Volume 60 Issue 3, Pages 661 - 668)を。
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