2010-08-07 文芸批評 言語学 教科書 脱日常をして時間の使い方を変えると、いつもと全然違うことを考える 著者の筒井康隆氏が『文学部唯野教授』執筆のいきさつを大江健三郎氏からの書籍紹介による、との話しを最近どこかで読んだ 文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/01/14メディア: 文庫購入: 30人 クリック: 355回この商品を含むブログ (237件) を見る 久しぶりに読み直してみた 文芸は言葉で書かれている。書かれていること、それを読むこと、読んだらその意味は、ということが問題になるわけだけれど、途中からは、生物情報の読み取りという意味で、解釈するとどうなるのか、と思いながら読んだ 第6講の受容理論のあたりから、生物情報というテキストの読み取りが気になり出したろうか。文芸作品には「不確定箇所」があって、それを読み手が埋めていくということ 第7講の記号論で、パロールとラングに分けること 第8講の構造主義で、書き方によらず、お案じになってしまうこと 第9講のポスト構造主義で、言葉の意味が変わること、錯綜すること、とか