駆け足で読む『確率論的リスク解析の数理と方法』

  • 疾患のモデル化をしている(こちら)
  • 確率過程も別途行っている(こちらこちら)
  • 以下の本は、確率過程をリスク過程で実施するために利用可能な、利用されている事項が手際よく順を追って紹介されている(ようだ、まだ本を開いてめくっただけなので…)。

  • 第1部 基礎編
    • 1. 数理的基礎概念との関係
      • 1.1 確率論的リスク解析
      • 1.2 非線形、非定常、非正規、非マルコフ
      • 1.3 数理モデル構造
      • 1.4 逆問題の解法
      • 1.5 リスク解析で使われる変数
      • 1.6 本書の目的
    • 2. 離散変数の確率過程
      • 2.1 均一ポアソン過程
      • 2.2 不均一ポアソン過程
      • 2.3 複合ポアソン過程
      • 2.4 その他のさまざまなポアソン過程
      • 2.5 一般化ポリア過程
        • 2.5.1 ユール・ファリー過程
        • 2.5.2 ポリア過程
      • 2.6 様々な生成過程の平均と分散
      • 2.7 生成過程から生成・死滅過程へ
    • 3. 連続変数の確率過程
      • 3.1 正規過程
      • 3.2 対数正規過程
      • 3.3  超ガンマ過程
        • 3.3.1 ガンマ過程
        • 3.3.2 ワイブル過程
        • 3.3.3 ガンベル過程
      • 3.4 指数過程
      • 3.5 一般化コーシー過程
      • 3.6 レビー過程
      • 3.7 確率過程の多様性
      • 3.8 累積分布関数と密度関数
    • 4. 確率分布とパラメータ推定
    • 5. 寿命の数理
      • 5.1 ワイブル解析
      • 5.2 さまざまな方法
      • 5.3 打切りがあるときの取扱い
      • 5.4 さまざまな寿命分布
        • 5.4.1 正規寿命
        • 5.4.2 対数正規寿命
        • 5.4.3 ガンマ寿命
        • 5.4.4 超ガンマ寿命
        • 5.4.5 混合分布
      • 5.5 信頼度関数、危険度関数、生存関数
      • 5.6 損失余命
      • 5.7 絶滅確率
    • 6. 極値の理論
      • 6.1 極値理論と応用の背景
      • 6.2 最大・最小値の分布と期待値
        • 6.2.1 標本最大値の分布と期待値
        • 6.2.2 最小値の分布と期待値
        • 6.2.3 m番目の順序統計量の分布と期待値
        • 6.2.4 確率表現関数
      • 6.3 極値の極限分布
        • 6.3.1 最大値の極限分布
        • 6.3.2 最小値の極限分布
      • 6.4 一般化極値分布
      • 6.5 一般化パレート分布
      • 6.6 m番目の順序統計量の超過確率
      • 6.7 まとめ
    • 7. ロジスティック回帰分析
      • 7.1 多重リスク因子の概念
      • 7.2 多重ワイブル解析
      • 7.3 多重ロジスティック回帰分析
      • 7.4 解析理論の発展可能性
    • 8. 多変量リスク因子の従属性
      • 8.1 リスク因子の従属性
      • 8.2 2変量分布と従属性
      • 8.3 従属故障
        • 8.3.1 ベータ因子モデル
        • 8.3.2 多重ギリシャ文字モデル
        • 8.3.3 アルファ因子モデル
        • 8.3.4 数値確率評価
        • 8.3.5 パラメータの推定
      • 8.4 競合リスク解析
      • 8.5 コピュラ
        • 8.5.1 コピュラの定義
        • 8.5.2 コピュラの性質(1)裾依存性
        • 8.5.3 コピュラの性質(2)順位相関
        • 8.5.4 コピュラのいくつかの例と裾依存性
        • 8.5.5 パラメータ推定
        • 8.5.6 コピュラ―の適用例
  • 第2部 応用編
    • 9. 感染症の流行過程とリスク解析
      • 9.1 感染症流行の力学モデル
        • 9.1.1 SIRモデルの変数の縮約
        • 9.1.2 ロジスティック近似
        • 9.1.3 流行の動態の厳密解
        • 9.1.4 力学モデルの精緻化
      • 9.2 確率SIRモデルと最尤推定
        • 9.2.1 確率SIRモデル
        • 9.2.2 初期段階での単純生成・死滅過程
        • 9.2.3 単純伝染過程
        • 9.2.4 マルチんげーる理論と計数過程
      • 9.3 現実問題に適用するための拡張
        • 9.3.1 潜伏期
        • 9.3.2 2次感染パタンの異質性
        • 9.3.3 年齢構成
        • 9.3.4 実行再生産数
        • 9.3.5 individual-vased model(ibm)
      • 9.4 今後の展開
    • 10. 発がんの数理モデルとリスク評価
      • 10.1 研究の背景
        • 10.1.1 年齢別がん死亡率
        • 10.1.2 発がん過程のモデル
      • 10.2 アーミテージ・ドールモデルとその一般化
        • 10.2.1 一般論
        • 10.2.2 大量一時被曝
        • 10.2.3 事故後の継続的長期被曝
        • 10.2.4 喫煙、アスベスト、化学物質被曝
    • 11. 突然死のリスクとモデルおよび予知
      • 11.1 突然死の背景
      • 11.2 突然死のマーカー
      • 11.3 心室頻脈・細動のモデル
        • 11.3.1 アルキメデスのらせん
        • 11.3.2 興奮波の不安定性と非線形モード
        • 11.3.3 回転らせん運動の動的モデル
      • 11.4 今後の展開
    • 12. 認知症の発症過程とリスク解析
    • 13. 余震の発生過程とリスク解析
      • 13.1 地震の発生度数
      • 13.2 宇津の公式
      • 13.3 余震活動の数学的記述
      • 13.4 ETASモデル
    • 14. スペースシャトル事故のリスク解析
      • 14.1 事故の背景
      • 14.2 ロジスティック回帰分析
      • 14.3 モデル選択による結果の違い
      • 14.4 今後の展開
    • 15. 海洋構造物の極値応答の推定
      • 15.1 荒れた海のモデル
      • 15.2 海洋構造物の振動モデル
      • 15.3 極値応答の推定と予測
      • 15.4 今後の展開
    • 16. 原子炉出力の発振現象とリスク解析
      • 16.1 研究の背景
      • 16.2 ゆらぎ信号の解析方法
        • 16.2.1 確率複素ギンスブルグ・ランダウ方程式
        • 16.2.2 動力学パラメータの推定
        • 16.2.3 雑音源強度の推定
        • 16.2.4 独立成分の分離
      • 16.3 中性子ゆらぎへの適用
        • 16.3.1 振幅の空間従属性
        • 16.3.2 位相の従属性
        • 16.3.3 独立な非線形基準モード
      • 16.4 非線形基準モードに関する議論