ぱらぱらめくる『システム生物学入門』
- 作者: Uri Alon,倉田博之,宮野悟
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本
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- 第1章 序
- 生物にある一般化原理の探索
- 生物が利用しているネットワーク(複数要素の相互作用関係)に焦点を当てる
- 第2章 転写ネットワーク:基本概念
- 対象世界を確認
- 構成要素
- 時空間
- ネットワークというグラフ
- グラフの点と辺
- 辺の値
- ヒル関数とその極限としてのステップ関数
- 対象世界を確認
- 第3章 自己制御ネットワークモチーフ
- ランダムネットワークと実在ネットワークの差
- 生物が採用している部分グラフ:モチーフ
- 有意に多いことの検出
- 存在確認からの定義(帰納)→演繹的モチーフ定義?
- 自己制御というモチーフ
- 正負
- 負の自己制御と応答時間加速:敏速な速度制御
- 正の自己制御と応答時間遅延:安定した速度制御
- 第4章 フィードフォワードループネットワークモチーフ
- 意味のあるネットワークモチーフは少ない(?)
- 実例
- フィードフォワードループ
- 3ノード・3エッジ
- エッジの正負で8通り
- コヒーレントとインコヒーレントの2群分け
- 8通りのうち2通りの出現頻度が高い
- フィードフォワードループ
- 第5章 転写ネットワークの時間プログラムと全体構造
- 第6章 発生、シグナル伝達、神経ネットワークのネットワークモチーフ
- センサー型転写ネットワーク(前章までの例)に対して
- 異なるタイプの現象
- 発生
- シグナル伝達
- 神経ネットワーク
- 発生転写ネットワーク
- 「しかるべき変化の道筋」がある
- 意思決定
- 2ノードの正のフィードバックループ
- 2重安定スイッチでロックオン
- フィードバックを制御する・フィードバックによって制御される
- 転写カスケードをしかるべきタイミングで進む仕組み
- シグナル伝達
- 合成ネットワークと振動
- 神経ネットワーク
- マルチ入力
- ここでも多層パーセプトロン
- 第7章 タンパク質回路のロバストネス:細菌の走化性の例
- 第8章 発生のロバストなパターニング
- ロバストネス:「大丈夫なこと」
- 自己強化
- ロバストネス:「大丈夫なこと」
- 第9章 動力学的校正
- エラーに対するセーフティネット
- 精度を上げるための工夫
- 第10章 最適遺伝子回路設計
- 進化
- 第11章 遺伝子制御の需要法則
- トライ・アンド・エラーなのかどうか
- 第12章 エピローグ:生物学の単純性
- 付録1 遺伝子の入力関数:ミカエリス-メンテン式とヒル式
- 付録2 多次元入力関数
- 付録3 転写ネットワークのグラフ性質