わかりにくい
- こんなコメントを、このブログからできた本にいただいた
- 関連事項を調べながら、本のRのソースの中身を変えながら、読まれたそうだ
- 端的に言うと、「わかりにくい」ということだ
- 「わかった気にはなる」ともコメントされている
- それが意図だったから、最高の読者だったのかもしれない
- 書かれている内容は、統計遺伝学的なデータ解析でみんなが「わかったようなつもり」で使っている内容にコメントしていいる
- しかしながら、本で扱ったどの内容も、よくよく考えると、本当にそれを使っていいのか、どこまで大丈夫なのか、と言ったところは、不確かなことがたくさんある
- ほぼすべては、これからの課題とも言える
- だから、「わかってしまう」ことは危険で、常に、「大丈夫かなー」と思いながら解析しつつ、手法の一つ一つを疑うのが「遺伝統計学」「統計遺伝学」の正しいスタンス
- 「わかりにくい」とっかかりがどこかが垣間見えたら、正解でしょうか
- あえて言えば、統計遺伝学全般を専攻する(しようとする)大学院生(もしくはそれ相当)が間口を広げるためのとっかかり(入門ではない)のための本というのが一番近いかもしれません
- 英語版も(が)ほしい…
- これまでにいただいた他の感想もまとめておきましょう