概要 Genetic Analysis Workshop 15 @ Tampa, FL, USA. Nov13-15,2006



  • フロリダ半島のメキシコ湾側のまち、TampaでGenetic Analysis Workshop 15 (GAW15)が11月13日から15日の日程で開催されている。開催側のサイトはこちら
  • クローズドなワークショップで、提示問題の発表者のみが参加できる形式である。今年の問題は3題あり、1題目は、体系的発現解析データと遺伝子多型情報と個人の遺伝的関係の情報とから、遺伝子発現という形質の制御機構についての解釈するもの。2題目と3題目とは、実データかシミュレーションデータかの違いはあるが、関節リウマチをテーマにヘテロなスタディデザイン、ヘテロなジェノタイプデータ(家系・非家系混合)、ヘテロな環境因子、ヘテロな臨床情報、ヘテロなデータアベイラビリティの中で、どうやって、関連遺伝子を同定していくかという問いである。
  • 参加者構成は、会場を見渡すと。年齢はピラミッド型で学生・院生が目立つ。性別は女性優位。参加国は見渡しただけではわかりかねるが、アメリカが圧倒的に多いが、ドイツがそれに続き、フランス・イギリス・カナダがちらほら。それ以外は極東アジアに限られ、中国、韓国、台湾がそれぞれ複数グループ。日本は京大から1人だけのよう。出身国比率がわかってから、会場を再度見渡すと、真っ黒なストレートヘアが目立ち、アメリカからの発表も極東アジア系の比率が高いことがわかる。