法数学

『法数学入門』を書く

まずは章立てを検討する --- title: "法数学入門" author: "ryamada" date: "2017年6月4日" output: html_document: toc: true toc_depth: 6 number_section: true --- ```{r setup, include=FALSE} library(knitr) opts_chunk$set(echo = TRUE) library(rgl…

ぱらぱらめくる『Essential Mathematics and Statistics for Forensic Science』

Essential Mathematics and Statistics for Forensic Science作者: Craig Adam出版社/メーカー: Wiley発売日: 2010/05/14メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る 目次 1 基礎 2 関数、公式、等式 3 指数関数・対数関数、それらの応用 4 三角法…

ポアソン対数正規分布でDNA鑑定データを眺める

2015/06/10@法医学会年会の前日企画『法数学勉強会〜番外編』 前記事を基ネタとして DNA多型マーカーテンプレート量(ホモ・ヘテロ)が試料調整において、マーカー間ばらつき・アレル間ばらつきが入るとして、その上で、マーカーごとの単位DNAコピー数依存性の…

法医学でNGS

いくつかの論文をメモ。検索基準は"NGS","DNA identification","forensic" 子の親が一卵性双生児。どちらが父親?→Finding the needle in the haystack: Differentiating ‘‘identical’’ twins in paternity testing and forensics by ultra-deep next genera…

メモ

# 法数学勉強会 #### 京都大学大学院医学研究科統計遺伝学分野 山田 亮 ## はじめに この文書は京都大学医学部法医学講座にて2010年から始まった法数学勉強会で提供した話題をまとめたものです。 同勉強会はDNA多型を用いた個人識別を取り巻く話題の数学的側…

証拠を突き合わせること

# 証拠を突き合わせること〜あいいれない証拠〜法数学勉強会20140426のメモ ## はじめに いくつかの証拠を突きあわせて判断する場合に、すべての証拠がある仮説をそろって支持する場合と、そうでない場合とを比較して、どんなときに、どんな確率や尤度が気に…

Rから気軽にhtml文書やepub文書を作ってみる

ごちゃごちゃ調べて以下、Rstudioで作ってみました これを"hoge.Rmd"として保存して、Rstudioで開いてknit HTMLボタンでhtml文書化して、その後pandocでepub化してみました。 こちらにも書いた通り、epubビューアによって、うまく表示できない場合も少なくな…

Preface駆け足で読む『Bayesian Networks and Probabilistic Inference in Forensic Science』

何がこの本の動機か、と言えば、以下の質問に答えること 原因の集合と科学的証拠の集合との関係はいかなるものか。ただし、通常、原因は観察することができず、科学的証拠は観察できるものである。 1つまたは複数の判断すべき命題があったときに、それに関…

駆け足で読む『Bayesian Networks and Probabilistic Inference in Forensic Science』

Bayesian Networks and Probabilistic Inference in Forensic Science (Statistics in Practice)作者: Franco Taroni,Colin Aitken,Paolo Garbolino,Alex Biedermann出版社/メーカー: Wiley発売日: 2006/04/07メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを…

Fallacyに対峙する

Avoiding Probabilistic Reasoning Fallacies in Legal Practice using Bayesian Networks 抜粋 "Indeed, we believe that for many people – and this includes from our own experience highly intelligent barristers, judges and surgeons, any attempt …

ぱらぱらめくる『Statistics in Criminology and Criminal Justice: Analysis and Interpretation』

だいたいわかった(Wikiではわからない、ということが)ので、本を読むことにする これは、法・裁判関連を専門にする人のための、「簡易統計学入門」だった。 Statistics in Criminology and Criminal Justice: Analysis and Interpretation作者: Jeffery T. W…

法数学勉強会での統計遺伝学分野の関わりを俯瞰する

法数学勉強会というものがある(こちら) こちらで勉強させていただきながら、統計遺伝学分野からのインプットをしているが、話題がたこ足状態になっているので、こちらで予定している総括を前に整理する 俯瞰図はこちら

尤度比(kinship relationのために)

911WTCでも使われたソフトウェア→こちら kinshipパッケージのPDF解説文書→こちら forensicパッケージのPDF解説文書→こちら paramlinkパッケージのPDF解説文書→こちら MakeFamilyGraph<-function(d){ } # kinship パッケージで家系図を描く library(kinship) …

京大医学部法数学勉強会

2010年4月より隔月で法数学勉強会が京大医学部法医学教室によって開かれています。 8月の会で話す予定。 そのドラフト(こちらよりリンクを辿ります)。