連検定

想定外の仮説を持ち込む

「仮説Xと仮説Yとのどちらなのかを判定しようとして実験を観察していたら、XでもYでもなく仮説Zなのではないか、と思い至る」ことがあるように思うが、その思考過程とは、どういうことか、という話題が出ました。 そんなことを考えるための例。 今、1か2が出…

コルモゴロフ=スミルノフ統計量おまけ(連検定)

こちらにもあるように。 2標本が同一母集団から取られているとすると、それらを併せて順序をつけると、第1群、第2群としたときに1,2,2,1,1,1,1,1,2,2,1,2,2,みたいな1,2の数値列ができるけれど、この1,2がばらばらなのか、という検定をすることでも検定可…

組み換えと連検定

連検定 Runs' testというのがある。たとえば、成功と失敗のどちらかが起きるのを記録すると、成功と失敗とで作るシークエンスができる。成功にしろ、失敗にしろ、続いているときは、一続きとして、それを連と呼ぶことにする。成功から失敗へ、失敗から成功へ…

ランダム性の評価

何がどれくらいランダムかを数値化する必要が出た。 擬似乱数列発生器は、発生する擬似乱数列が乱数列としてどのくらい適切かで評価されるので、乱数列の評価法というのは、擬似乱数列発生器に関するサイトなどで得られる。たとえばこちらの第5章 その方法…