関節リウマチ

リウマチ性疾患の制圧に向けて

東京高輪で日本リウマチ学会が開かれている 疾患 関節リウマチ ループスとその他のいわゆる抗核抗体陽性系の多臓器自己免疫疾患 血管炎症候群 病態 病勢全般(リウマチ〜内科治療の標的として) 臓器別(ループスとその他のANA(+)膠原病) 骨・軟骨 骨粗鬆症 関…

いくつかの特徴を反映させたモデル

(一昨日)まで、疾患の病像のモデル化を考えている その本当の発端は、「遺伝疫学(病気の遺伝因子の学問)」がテーマだからであるが、 もう少し、小さな枠組みでの発端は、以下の諸点になる GEEとそれが使う一般化線形モデルから、「少々の複雑なパラメタ構成…

どこで区切りたいのか(診断基準をデータ処理的に一般化する)2

(昨日)は、複数群のポアッソン過程を評価するのに、全群の値の和をとることと、全群についてのすべてが閾値を満足することとによって、分布を評価する方法について考えた 今日は、その比較 k群あって、それらが独立とする 全群の値の和がk以上であることと、…

ポアッソン分布の分解

さて、炎症性関節総数がポアッソン分布に従うときに、右と左の炎症性関節数はどんな分布になるのだろうか それに進む前に、多変量ポアッソン分布についてリンクを張っておく。多変量正規分布があるように、複数の軸について、それぞれポアッソン分布に従うよ…

どこで区切りたいのか(診断基準をデータ処理的に一般化する)

(昨日)は、関節リウマチの多関節炎・対称性関節炎という特徴が、相互にどういう関係にあるかということをとっかかりに、ポアッソン分布を少しいじった 少し進めてみるとともに、一般化することとする ある個人tは関節リウマチという病的全身状態にある 右と…

モデル

GEEの記事を書いている(昨日) GEEの基礎には、一般化線形回帰を用いる 一般化線形回帰についてはこちらを 一般化線形回帰では、興味ある事象が、0か1かでもよいし、正規分布でもよいし、ポアッソン分布でもよい 興味ある事象(形質とそのフェノタイプ)の分…