鑑別診断

情報・モデル

DNA鑑定情報とそれ以外の情報を突き合わせることを考える 突き合わせる情報が同じ方向を指しているときは、さして問題とならない 問題となるのは2つのエビデンスが仮説に合致しないとき その時点で2つのやり方がある 仮説の優劣を決める…どちらかのエビデ…

「白紙」が診断できるようになるまで

こちらの関係 ピアジェっぽく「段階」にしてみる? 段階 用語獲得期 用語整理整頓期 用語の標準的組合せ例の集積期 標準的組合せ例からの連想組合せ拡大期 「その他もろもろ用カタログ」への詰め込み期 拡大した標準用語の組合せを「その他もろもろ用カタロ…

駆け足で読む『医者は現場でどう考えるか』

曖昧な情報の利用に関して考えている(こちらでの目撃情報の利用(それはさらに、こちら)や、こちらやこちらでの臨床判断に続く) こちらの記事も参考に 医者は現場でどう考えるか作者: ジェロームグループマン,Jerome Groopman,美沢惠子出版社/メーカー: 石風…

定性・定量・差分・集合

こちらで鑑別診断をしている 進め方に気付くことがある 「定性」をして「定量」をする 何かがあるかないかを判定するために「定性」的判断をする 問診でもよいし、身体所見でもよいし、検査でもよい 「定性」にて「あり」となったら、「定量」評価をして、程…

幅のある事前確率・事後確率〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備5

この記事の構成 目次はこちら 幅のある事前確率・事後確率

ルールイン・ルールアウト〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備4

この記事の構成 目次はこちら ルールイン・ルールアウトとは何をしているのか ルールインとルールアウトは、それぞれ、「ある診断名に確定すること」、「ある診断名の可能性をゼロとみなすこと」である ルールアウトは、可能性のある診断名の数を減らす作業…

目次〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備0

この記事の構成 概論(何をしたいのか):こちらの記事 鑑別診断・診断過程:こちらの記事 検査の感度・特異度・PPV・NPV:こちらの記事 ルールイン・ルールアウトとは何をしているのか:こちらの記事 幅のある事前確率・事後確率:こちらの記事

検査の感度・特異度・PPV・NPV〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備3

この記事の構成 目次はこちら このような大規模集計を行っていると、検査の感度・特異度・PPV・NPVなどはリアルタイムで更新して利用することが可能となる 検査の感度・特異度は、ある検査の結果を集めて、それについて、診断名ごとに陽性・陰性の2x2表を…

鑑別診断・診断過程〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備2

この記事の構成 目次はこちら 鑑別診断・診断過程・診断支援システムの基礎的な動きについて考えてみる 非常に大きなデータソースがあって、「最終診断名」がある。その診断名に至るにあたって、ありとあらゆる情報取得(主訴、随伴症状、検査結果、他)がある…

概論〜あいまいな「確率情報」を活用して判断するための準備1

この記事の構成 目次はこちら 概論 こちらは鑑別診断の話題 それに関連してこうとかこうとか書いた これは、事前確率から情報を利用して事後確率を得るプロセスのこと こちらは、DNA多型マーカーを用いた個人識別の話 こちらでは行方不明者に関する情報を用…