モデル

エピローグ 因果関係の芸術と科学 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

第10章 実際の原因 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

第9章 原因の確率:説明と識別 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

因果関係の必要性と十分性 必要性の確率、十分性の確率、必要十分性の確率、無能化の確率、可能化の確率 原因の確率を推定するための条件と条件の違いにより得られる情報の違い

第8章 不完全実験:因果効果の存在範囲と反事実 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

ランダム化していない介入 Intention to treatという考え方も 反事実確率との比較も必要→訴訟・鑑定 ギブス・サンプリングによる反事実確率と因果効果の推定

第7章 構造に基づく反事実の論理 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

「反事実」というのは「仮定法過去『もし●●だったなら』」のようなもの まだ起きていないけれど仮定して、その結果がどうなるかを予測しましょうということ グラフではノードに値を割りつけて、そのノードへの移入エッジをなくすこと 複雑な系について日常的…

第6章 Simpsonのパラドックス、交絡、併合可能性 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

Simpson のパラドクス 男女別に有効性を計算すると男女の両方の群で「有効」となるのに、それらを合算すると、「全体では無効」となるようなデータがある 性別がサンプル数や有効性に影響している。そのように何がしかの影響のあるノードを取り去ったらいか…

第5章 社会科学と経済学における因果関係と構造モデル ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

構造方程式モデリング(SEM) グラフを用いた考え方との違い 識別可能性を問題にするかどうかという違い

第4章 行動、計画、直接効果 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

意思(に基づく選択行動)と、結果として起きることの分離 条件付き行動、確率的政策 時間依存性行動、時間依存性交絡因子(time-dependent confounders)を伴う時間依存性治療

第3章 因果ダイアグラムと因果効果の識別可能条件 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

因果関係の仮説を立てる(DAGを作る) データを使って、「その仮説、どうなの?」という問に答える 因果効果の評価は、「こういう介入をしたらどうなる?」という問への答え(予測)も可能にする 逆に言うと、介入の効果は因果関係(のグラフ)が指定されないと測…

第2章 因果関係を推測するための理論 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

大きな枠組み:観察データから因果関係を見出したい、グラフ・ネットワークを用いて機械的計算で見出したい 観測される変数と観測されない変数とがノードとなったモデルを作る 「観察されない変数」をなんでも自由に決めて良ければ、観察を説明するモデルは…

第1章 確率、グラフ、因果モデル入門 ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

この章を読むときに:日頃から因果推論ばかりをやっている(臨床医とか)にはとっつきにくい文章かもしれない。「因果モデル」を中心に頭が回っているから。その場合は、「確率・統計」の部分は復習するつもりで読み、「因果」の部分は眼を閉じておいて、先に…

ぱらぱらめくる『統計的因果推論』

統計的因果推論 -モデル・推論・推測-作者: Judea Pearl,黒木学出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2009/02/24メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 231回この商品を含むブログ (28件) を見る 目次 第1章 確率、グラフ、因果モデル入門 第2章 因果関係を推…

定義とモデル

こちらで老化とサバイバルカーブの話をしている 老化の定義は難しそうなので、必要条件からまず考えよう 時間の概念は必要。老化の「化」は「時間に伴う変化」を表しているから 変化する主体は何か、というと、通常は「個体・個人」だろう。「細胞の老化」な…

とにかく、何か、やってみる

この記事は、「ryamada22日記(この日記)」がよいのか「ryamada日記(こちら)」がよいのか、微妙な内容だが… 学部学生用「手習い」テーマ(リンク) 4回生マイコースプログラム レアバリアントの解析手法の理解とRによるプログラム実装 疾患診断・分類基準の数…

駆け足で読む『確率論的リスク解析の数理と方法』

疾患のモデル化をしている(こちら) 確率過程も別途行っている(こちらとこちら) 以下の本は、確率過程をリスク過程で実施するために利用可能な、利用されている事項が手際よく順を追って紹介されている(ようだ、まだ本を開いてめくっただけなので…)。 確率論…

Flip-Flop モデル

Am J Hum Genet 80 531-538 (2007) PI Lin, et al. No Gene Is an Island: The Flip-Flop Phenomenon. 着目遺伝子・多型のリスクが、背景因子の影響で逆側に振れる現象についてのモデル考察。