2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧
品種改良の世界史・作物編作者: 鵜飼保雄,大澤良出版社/メーカー: 悠書館発売日: 2010/12/16メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る品種改良の世界史 家畜編作者: 正田陽一,松川正,伊藤晃,楠瀬良,三上仁志,角田健司,田名部雄一出…
ある朝、目が覚めたら、芋虫、と言えば、カフカの変身 突然にフェーズが変わって、何かしらのことが起きることは、生物界ではよくあること それを病気に当てはめて考えると、「プロセスは淡々と進んでいるけれど、見ため(表現型)は突然変わって見える」こと…
GC-MSなどでメタボロームデータを取ることがある(こちら) ピークが指し示す物質を同定し、その定量をすることが主な目的である 別の目的はなんだろう 特に疫学的な見地からでは 波形を比べて、そこに差があるのかどうか、その差が説明変数と関係があるのか …
こちらで圏論を齧っている 生物・遺伝統計学的には、どんなものが圏で扱えるものになるだろうか 圏で扱えないとしたら、圏をさらに拡張して扱えるものはあるだろうか? 圏で表せるかもしれない、と考えることのとっかかりの条件を挙げてみる 集合とかグラフ…
こちらから 生物学未修者と既修者が混在しているときの対策 生物学未修者が正規の(高校)生物学を履修し(通年?)、その上で、「スタート地点を揃えて」全員併せて「大学の生物学」をやる オーソドックスだけれど、いかにも、無駄な感じがするのは、「生物学」…
ショットガンプロテオミクスによるハイスループットプロテオミクスデータの処理 PLoS computational biology
こちらでDNA鑑定の話しをしている 一部の標本について情報が得られたという条件を与えて、条件付き確率を計算して、それを尤度に持ち込んでいる 「統計」らしく、分割表の枠組みで考えることにしよう ただし、多次元 多次元分割表の話しはこちら 雰囲気とし…
世界を変えた手紙――パスカル、フェルマーと〈確率〉の誕生作者: キース・デブリン,原啓介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見る 1 1654年8月24日、月曜日 「未完…
もう少し考える 情報が曖昧であるとき、何を指標にして、その情報を使うのがよいのか、と考える 今回のように「犯人探し」の場合には、「タイプが一致している」ことは「犯人である」ことの必要条件であって、十分条件ではない 十分条件ではない、ということ…
一件落着に思えた消しゴム事件、さらなる相談が入った 消しゴムに「●ちゃん♥」と書いてあったのは本当らしい 消しゴムのタイプというのは、音楽の先生からの情報らしいが、音楽の先生は消しゴムの種類について、ちょっとあやふや(キャラクター商品なのだが、…
事件の概要 こんな事件の相談を受けた 相談はこちらの「話題1」 全校の男子生徒数N人の学校で、全男子生徒にk種類の消しゴムが配られた k種類の消しゴムの個数の内訳はn1,n2,...,nkという その後、その消しゴムの落し物があった 「●ちゃん(女子)♥」と書か…
落し物である消しゴムのタイプはわかっているとする 容疑者の消しゴムタイプが確率的にわかっているとする 容疑者の消しゴムタイプが落し物消しゴムのタイプである確率をpとし、容疑者以外の候補者消しゴムが落し物消しゴムタイプである確率をqとする 今、容…