モデル化

  • システムバイオロジーは生物・生命現象を数多くの部品が構成するシステムとして取り扱う学問分野
  • たくさんの要素とそれに関するたくさんの情報から仕組みについて推定している
  • システム工学を援用している、もしくは、システム工学の適用範囲を生命体に広げたともいえる
  • システム工学も広い
  • システム工学の中でもシステムを安定運用することに関する分野が、信頼性工学(Reliability engineering)
  • 安全工学(Safety engineering)という表現もあります。こちらは、信頼性工学が機器の安定運用に着目した語感を持つのに対して、安全工学は機器に人が関与しているときの安定運用に着目していると言えるでしょうか・・・
  • 頑健性工学(Robustness engineering)というものもあります。信頼性工学と安全工学が、どちらかと言うと、「故障するかしないか」「失敗するかしないか」という2値に関して検討することをベースにしているのに対して、頑健性工学は「この範囲のぶれは大丈夫、そのぶれの中に納めるための制度設計」のように、「許容範囲」の広がりに着目している点が違いでしょうか
  • どれも、基本的には、志向は共通と思います
  • ここ数日、ワイブル分布について書いていますが、ワイブル分布は、故障制御の工学でよく使われる分布です(こちら)
  • 遺伝子発現と頑健性についてはこちらの研究室のテーマのようです
  • さて、そうすると、このブログと、生物の『信頼性・安全・頑健性-工学』と、どこでつながるかと言うと、以下のような感じでしょうか・・・
    • 疾患発症モデルについてがこちらで、遺伝疫学は、遺伝子配列の多様性と発症との関連から、ここにつながってきます
    • 分布のハンドリングとして、マルチプルテスティング問題で、関数を多次元化しますが、「要素数を1からたくさんに増やす」〜「単一要素から、要素のくみ上げるシステムに視点を変える」という点でつながります
    • まだ、うすらぼんやりとしか、つながりが見えませんが、集団遺伝学のように個体や要素を熱力学的に扱うとき・分布で扱うときに、その挙動は確率課程で扱うことが多い(ほとんど?)ですが、そこに出てくる関数が類似のものになってくる(こんな図(集団移動のシミュレーション)とか)