Semi-graphoid

convex rank test について昨日の記事で書いたが、このconvex rank test は、次のような概念を用いる。
とりうるすべての順列は、Sn-fanと呼ばれる扇(fan)構造になぞらえることができ、その考え方の枠組みの中で、convex rank test とは、このSn-fanの一部の壁を取っ払った扇を用いて定義できる。この壁の取っ払い方、というのは、順列の構成要素のうち、一部の違いを「丸めて」考える(順列として違うけれども、convex rank testとしては、同じものとしてものとみなす、とも言える)、そんな丸め方に相当する。その丸め方は、順列に対応する扇においては、順列の丸め方の論理として表現される。それを、グラフの考えでやったものが、Semi-graphoid における3項関係らしい。
そもそもSemi-graphidという単語での検索ヒットが少ない中、この単語が用いられている文書がこちら(神戸大 垣内 逸郎先生のサイトから)に・・・と思ったら、リンクが別のファイルに張られてしまいました。。。。参考まで。