2はとどういう数字?
- 量子力学では、系が状態にある。状態は、複数の取りうる状態の重ね合わせである。取りうる状態は離散的である。状態には、複素数を対応させて、と書く。状態をとる確率がであり、となる。
- 複素数で表すことができるということは、相互に依存する2つの現象が関係しているということで、電圧と電流の式に複素数が使えるのもこの性質を利用したものです。
- 複素数を利用すると便利な事象はある。複素数では、表か裏か、1か-1かの比較がなされている。軸が1つで向きが違う。2つではないときに拡張するには、複素数ではない、別の便利なものがあるのではないだろうか?とりあえず、量子力学では離散的なN状態の確率的記述を複素数表現しているわけだけれども。