ラベルパーミュテーション用エクセル



パーミュテーションテストはサンプルの従属変数ラベルの付け替えによって、統計量の分布を得る手法である。従属変数ラベルの付け替えを、とりうるすべてについて行えば正確確率検定と同じ結果になる。今、中規模以上のサンプルについては、ラベルの付け替えを網羅することはできないので、乱数を用いて、ラベル付けを行って、その結果として得られる統計量の分布を推定することが多く、これはモンテカルロパーミュテーションの手法である。

このモンテカルロパーミュテーションを複数のテストに渡って、行うことで、複数テストのテスト間の非独立性を補正するのが、モンテカルロパーミュテーションを用いたマルチプルテスティング補正である。

本日のエクセルファイルは、このマルチプルテスティング補正は埒外であり、ある1つのテスト(2x3SNPジェノタイプ検定のアレル2x2カイ自乗検定・トレンドカイ自乗検定))について、サンプルのラベル付けをモンテカルロしてその統計量がどのように分布するかを簡易に計算し、その挙動を了解するための役に立てるものとする。

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