Smart Game Format

囲碁・オセロなどの対戦ゲームでは、交互に「イベント」があり、それによって、「状態」が変化する。この過程を履歴として残したものが、棋譜である。これをアプリケーションで用いるときのフォーマットのひとつがSGFである。
「木」構造をとっているという。「やり直し」が出来たりする。
時系列がある。「イベント」がある。「状態」がある。応用可能か・・・。
SGFについてはこちら
棋譜の描図ソフトは碁助(こちら)など

  • SGF
    • 黒・白の順に、石をどこに置くかを時系列で記載することが基本
    • 置かれた石の位置などを書き換えてやると、アプリケーションは、「開けません」と言う→棋譜全体を読み込んで、その『囲碁のルール上』の妥当性がチェックされることがわかる
    • 石の置かれた順番のみが、すべてを決めることから、『記録は石置きイベントのみ』でOK→ルールが確定的であることがわかる
    • 優勢・劣勢の判定などは、そのときそのときの『状態』についての『勝敗判定処理』として作りこむ
    • コンピュータ棋士を作るには(おそらく)、『状態』から、『打つ石』の選択肢を挙げ、その中で、順位付けをする、というやり方が一番考えやすいだろうと思う
      • 選択肢のリストアップ、その順位付け判定基準などのところで、どういう戦略をとるか、どこまでを、逐次プロセス分岐として扱い、どこまでをパターン認識でやるか、なども閾値化する必要があるだろうと思う