ノイマン近傍とグライダーの移動(箱玉系の数理 第1章 セルオートマトン)

  • 駆け足で読めるか…『箱玉系の数理』

箱玉系の数理 (開かれた数学)

箱玉系の数理 (開かれた数学)

  • こちらで、2次元の拡散過程を扱っている。
    • ある点の次の状態が、自身とその周囲の8セルの状態によって決まる系である
    • 平面格子において、自身の周囲8セルをムーア近傍と言い、自身の4方向となりをノイマン近傍という
    • ムーア近傍を用いたセルラーオートマトンには、掲載図のような移動がある
    • グライダーと呼ばれるパターンで、同じ形が移動していく
      • 初期パターンに特徴的(だが単純と呼べる程度の複雑さ)な形を与える
      • 自身が1のとき、ムーア近傍に1の値を持つセルの数が2または3のときに、そのセルは次世代も1
      • 自身が0のとき、ムーア近傍に1の値を持つセルの数が3のときに、そのセルは次世代に1になる
N<-20

M<-matrix(0,N,N)
c<-N/2
M[c,c]<-1
M[(c+1),(c+1)]<-1
M[(c+2),(c-1):(c+1)]<-1

Ng<-20
for(i in 1:Ng){
	tmpM<-matrix(0,N,N)
	for(j in 2:(N-1)){
		for(k in 2:(N-1)){
			tmpval<-sum(M[(j-1):(j+1),(k-1):(k+1)])
			if(M[j,k]==1){
				if(tmpval==3 || tmpval==4){
					tmpM[j,k]<-1
				}
			}else{
				if(tmpval == 3){
					tmpM[j,k]<-1
				}
			}
		}
	}
	M<-tmpM
	tmpnum<-100+i
	filename=paste("test",tmpnum,".jpg",sep="")
	jpeg(file=filename)
	image(M)
	dev.off()
	
}