振幅を変化させる

  • 周期的に変動する変数がある
    • x= \sin(w_1 t)
  • この変数が二つの周期変動の和とする
    • x= \sin(w_1 t) +  \sin(w_2 t)
    • こちらで示したように、異なる周期の和をとると、2\sin(\frac{w_1+w_2}{2} t)\cos(\frac{w_1-w_2}{2} t)となって、うねる
    • 二つの周期変動の和ということは、それぞれが独立して周期的に動き、「それを合算するステップ」がある、ということ
  • 「うねる」とは、トーラスになること
  • 「うねる」とは、
    • 変量の量そのものが周期的に変化すること、と
    • 変量の周期的変化の振幅が、周期的に変化すること
  • 振幅が異なるということは、
    • その周期的変化を1つの要素としたときに、「要素としての周期的変化」の「量」が周期的に変化するということ
  • 「周期的変化」が何かを産生するとすると(酵素反応系サイクルが、サイクル1周で何かしらの産物を一定単位、産生する、とか)、「うねる」ことによって、「産物」の産生量に周期的変化を作ることができる
  • 別の視点
    • 周期は、階層的に作れることもわかる
w<-10
delta<-runif(1)*0.1
n<-1
cycle<-10
t<-seq(from=0,to=1,length.out=10000)*2*pi*cycle
x<-matrix(0,length(t),n)

phase<-runif(n)*2*pi
r<-sample(2:5,1)
for(i in 1:n){
	x[,i]<-r*sin((w-delta)*(t+phase[i]))+sin((w+delta)*(t+phase[i]))
}

plot(x[,1],type="l")