単純な直線に沿った評価系と任意曲線での評価系

  • 昨日の話の寄り道
  • 昨日とはちょっと視点が変わるけれど、畳み込みと関数の相関は、積分される関数の取り方が「直交」的に異なっている
  • 畳み込みでは、2つの関数が重なりあっているかどうかはy+x=Cという直線で評価されるのに対し、関数間の相関は評価軸がy=x+Cに沿って評価される
  • どちらも、y=\pm x + Cという単純な直線でその評価をするわけだが、逆に言うと、この評価軸を複雑にすることで、両者ともに拡張できることがわかる
  • たとえばy=a \pm x +Cとしてもよいことにすると、2関数に拡縮関係があってもよいことになるし
  • 一次直線ではなくk次曲線にしたり、任意の曲線にしたり、ということもできる。関数相関の方では、とにかく、一筋の「ぴったりに適合する曲線」が2関数の比較平面に見つかればよいのだから…。相関の方で「曲線」に意味があるということは、畳み込みの方にもそういう評価法に意味があることになるだろう、と