OGTTデータを関数PCA
- Shape information from glucose curves: Functional data analysis compared with traditional summary measures
- OGTT(oral glucose tolerance test)は耐糖能異常の検査。妊娠糖尿病の発病予測にOGTTを使うとして、いわゆるOGTTの指標(Fasting値,2-hour値,AUC(area-under-the-curve),増減値/単位時間)と、関数解析をしてその主成分とでどちらがよいかを比較した論文
- 主な知見
- 関数解析主成分は最初の3成分でだいたい、とらえられる
- 第一主成分は、OGTTの全体平均に近く
- 第二主成分は、OGTTのピークまでの時間に近く
- 第三主成分は、振動
- 主成分と従来指標との関係
- 第一主成分はAUCと非常に強く相関
- 第二主成分は従来指標とは相関が低い
- 妊娠糖尿病の発病と関連が強かったのは、第二主成分。それ以外の主成分・従来指標は発病との関連が小さい
- 関数解析主成分は最初の3成分でだいたい、とらえられる