ぱらぱらめくる『Toward Clinical genomics in everyday medicine: perspectives and recommendations』
- Toward clinical genomics in everyday medicine: perspectives and recommendations. ペイパー
- 臨床現場でのゲノム情報・エクソーム情報の利用にあたって、関係諸分野が集まって作った報告書
- それほど目新しいことは出ていませんが、図表を確認すると、知識・状況の整理になるので、それを
- このコンテクストで言うところの遺伝子検査の類別(Table 1)
- Diagnostic testing 診断的検査(臨床診断を下したり、臨床上の決断を下したりするのに役立つ)
- Predictive testing 将来予想のための検査(発病しやすさの予想のため)
- Carrier testing キャリアかどうかの判定検査・子への因子伝達可能性の検査
- Prenatal testing 胎児診断
- Newborn screening 新生児スクリーニング
- Pharmacogenomics testing 治療薬選択・薬量決定のための検査
- Research testing 病因解明・理解のためのタイピング
- 癌領域のゲノム情報活用は、一歩先
- 癌のタイプ判定
- がん剤選択
- FDA-cleared/-approved なPrecision 薬選択基準とそのための検査キットの表(Table 2:16種類の薬に対して、25検査キットのリスト)
- ゲノム情報活用シナリオ別に要求されるエビデンスの強さ
- 弱い方から
- 複合遺伝性疾患のリスク遺伝因子を予防的・未病時期に用いる
- 個人的に"Direct-to-consumer testing"
- リスク因子のキャリア判定(子への影響に関して調べる)
- 将来に備えてPharmacogenomics的情報確認
- 新生児スクリーニング(発病予防)
- 成人発症遺伝子疾患の罹患予測(predictive testing)
- 胎児診断
- 診断的検査(遺伝子疾患らしいが、原因変異が見つかっていないときなど)
- 治療方針決定用(pharmacogenomics)
- 弱い方から
- 情報の活用の仕方での「意義」の強弱
- 個人的な利用(知りたい、という利用)
- 予測的な利用
- 予防的な利用
- 診断的な利用
- 治療的な利用
- Clinical genomicsが気にすることのリスト(Figure 4)
- Stakeholders(関係者)
- A : 政策決定者・規制当局
- B : 医療提供者・検査結果提供者
- C : コスト負担者
- D : 患者・患者支援団体
- E : 医療システム
- F : 企業
- G : 研究機関
- H : 雇用者
- Clinical Utility (A,B,D,H)
- Regulation (A,B,D,H)
- Reimbursement (A,B,C,D,E,F,H)
- Data Management (A,B,C,D,E,F,G,H)
- Provider and Patient Education : (B,C,D,E,F,G,H)
- Stakeholders(関係者)