2006-01-08から1日間の記事一覧

第12限 モデルへのあてはめ 遺伝統計学のための統計学基礎

第11限 検定4 分散分析(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

第10限 検定3 平均値の差の検定(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

第9限 検定2 モデルと尤度・尤度比検定(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

モデルには、変数がある 比較するモデルでそれぞれ用いる相互に独立に変化する(できる)変数の数がそれぞれの仮説の自由度であり、2仮説の変数の数の差が、尤度比検定の自由度である モデルの変数に応じて、観測データの生起確率が計算できるものとする 今、…

第8限 検定1 分割表検定(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

Fisher's exact test(2x2分割表用)とそのNxM表への拡張について中心に述べる 分割表とは こんなもの 2行2列で、各行・各列の値の和と、全セルの総和も記載されている。N行M列の場合はNxM分割表と言う 分割表の検定 各行、各列が独立かどうかの検定と、…

第7限 信頼区間と検定(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

推定には「絶対正しい」ということはありえない。したがって、推定の結果を示すときには、次の2つの言い方をする。前者が検定。後者が信頼区間 「推定しようとしているものの真の値が○でないと推定されるが、その確からしさは×%である」 「推定しようとし…

第6限 確率・確率密度・尤度・ベイズの定理(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

Probability(確率) 何かを観測する場合を想定している 観測するとき、標本とその観測値とが得られる 観測値が離散的(サイコロの目が、1,2,3,4,5,6の6通りであるような場合)な場合には、それぞれの観測値(目の数)について、その目が出る確率がある(きちんと…

第5限 期待値(推定統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

やはり「平均値」は一番知りたいこと 要約統計量の記事(こちら)で、分布を特徴づける統計量にはいろいろあることを示したし、平均値のほかにも、最頻値や中央値といった平均値をりもある意味で「代表値」としてふさわしい統計量があることもわかっている。し…

第4限 分布(記述統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

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第3限 要約統計量(代表値)(記述統計) 遺伝統計学のための統計学基礎

データ集合の特徴を抽出して数値として表現するとき、それはデータ集合を代表する値であり、「要約統計量」と呼ばれる。データ集合に算術処理をして得られる 1変数のデータ集合の特徴を表す要約統計量、2変数データ集合間の特徴を現すそれ、多変数(3以上)…

第2限 記述統計と推定統計 遺伝統計学のための統計学基礎

記述統計と推定統計 記述統計 記述統計は、ばらつきのあるデータ集合があるときに、そのデータすべてを認識することが(普通の)人には無理なので、そのデータがどのようなものかを、認識可能な抽出情報エッセンスに要約することと、その要約情報を認識しやす…

第1限 はじめに 遺伝統計学のための統計学基礎

統計学は、データの集合・ばらつきのあるデータ、から、数値上の特徴や規則性・不規則性を見いだす学問である。統計学では、ばらつきのあるデータを用いて研究し、得られたデータを提示し解釈する手法が開発されている。統計学を特徴づける概念には、分布・…

目次 遺伝統計学のための統計学基礎

全9限 第1限 はじめに(こちら) 第2限 記述統計と推定統計(こちら) 第3限 要約統計量(代表値)(記述統計)(こちら) 第4限 分布(記述統計)(こちら) 第5限 期待値(推定統計)(こちら) 第6限 確率・確率密度・尤度・ベイズの定理(推定統計)(こちら) 第7限 …

要約統計量の算出式

算術平均値 分散 不偏分散 標準偏差(分散・不偏分散の平方根) または Nx x Ny分割表のカイ自乗値 Nx x Ny分割表の期待分布 観測度数を、期待度数をとする 総標本数 カイ自乗値 係数とクラメール係数(V) 、(,(ただし)) クラメール係数、() ピアソンの積率相関…