2008-09-10 駆け足で読む 測度と積分 入門から確率論へ 測度 駆け足で読むシリーズ 教科書 測度と積分―入門から確率論へ作者: M.ツァピンスキ,E.コップ,二宮祥一,原啓介出版社/メーカー: 培風館発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 66回この商品を含むブログ (4件) を見る 1. 動機と準備 集合と関数 集合 べき集合、積集合(共通集合)、補集合、差(差集合)、対称差 , deMorganの法則 非交差的(排他的) 直積、長方形 関数 定義域、値域、像、逆像、合成 拡張、延長、制限 定義関数 同値関係、同値類 の可算集合、非可算集合 可算、有限、可算無限 開集合、閉集合 1次元は線形順序をもつ 上界、下界 上限、下限 完備性 収束、極限、上極限、下極限 リーマン積分 上リーマン積分、下リーマン積分 分割、細分 リーマン可積分 リーマン積分の不備 適用範囲(区間、関数)の制限 区間依存 完備性の欠如 ルベーグ積分の導入 ルベーグ測度から確率論へ 2. 測度 「長さ」 外測度(ルベーグ外測度) 被覆 外測度は可算劣加法的 ルベーグ可測集合、ルベーグ測度 可算加法的 -加法族である部分集合 測度空間の構成 ボレル集合 完備化した部分集合 「与えられた測度に対する、-加法族Gの完備化」 確率 完備化された測度空間において、測度をもとに事象の確率が定義される 確率空間 確率空間 独立、非交差的 3. 可測関数 ルベーグ可測関数 値域を分割する ボレル可測関数、ボレル関数 確率変数は、確率空間における可測関数 ボレル集合の測度の分布が確率分布 ディラック測度 2つの確率変数が作る-加法族が独立であるとき、この2つの確率変数は独立 4. 積分 単関数 リーマン積分とルベーグ積分 単調収束定理 可積分関数 優収束定理(2つの極限操作の交換可能性や、順序に関すること) ルベーグ積分の意義 極限操作性の拡張 近似方法の拡張 確率論 確率分布の積分 ルベーグ測度に関する密度 累積密度 期待値 特性関数 5. 可積分関数の空間 距離 ノルム ベクトル、ベクトル空間 1次空間 距離、距離空間、三角不等式 完備性 ヒルベルト空間 シュワルツの不等式 内積、直交性、射影 空間:完備性 確率論 モーメント 独立性 相関係数 条件付期待値 6. 積測度 多次元ルベーグ測度 積-加法族 積測度の構成 切断 フビニの定理 確率 結合分布、結合密度 特性関数による分布の決定 7. ラドン-ニコディムの定理 ちょっと手に負えない感じ 8. 極限定理 一様収束 各点収束 概収束(ほとんどいたるところで) 収束 確率収束 大数の弱法則 ベルンシュタイン-ワイエルシュトラウスの近似定理 モンテカルロ法の基礎 ボレル-カンテリの補題 大数の強法則 弱収束 中心極限定理