駆け足で読む 測度と積分 入門から確率論へ

測度と積分―入門から確率論へ

測度と積分―入門から確率論へ

  • 1. 動機と準備
    • 集合と関数
      • 集合
        • べき集合、積集合(共通集合)、補集合、差(差集合)、対称差
        • \forall,\exist
        • deMorganの法則
        • 非交差的(排他的)
        • 直積、長方形
      • 関数
        • 定義域、値域、像、逆像、合成
        • 拡張、延長、制限
        • 定義関数
        • 同値関係、同値類
      • \mathcal{R}可算集合非可算集合
        • 可算、有限、可算無限
        • 開集合、閉集合
        • 1次元\mathcal{R}は線形順序をもつ
        • 上界、下界
        • 上限、下限
        • 完備性
        • 収束、極限、上極限、下極限
    • リーマン積分
  • 2. 測度
    • 「長さ」
    • 外測度(ルベーグ外測度)
      • 被覆
      • 外測度は可算劣加法的
      • ルベーグ可測集合、ルベーグ測度
        • 可算加法的
        • \sigma-加法族である部分集合
        • 測度空間の構成
    • ボレル集合
      • 完備化した部分集合
        • 「与えられた測度\muに対する、\sigma-加法族Gの完備化」
    • 確率
      • 完備化された測度空間において、測度をもとに事象の確率が定義される
      • 確率空間
        • 確率空間
        • 独立、非交差的
  • 3. 可測関数
    • ルベーグ可測関数
      • 値域を分割する
      • ボレル可測関数、ボレル関数
    • 確率変数は、確率空間における可測関数
      • ボレル集合の測度の分布が確率分布
    • ディラック測度
    • 2つの確率変数が作る\sigma-加法族が独立であるとき、この2つの確率変数は独立
  • 4. 積分
    • 単関数
    • リーマン積分ルベーグ積分
    • 単調収束定理
    • 積分関数
    • 優収束定理(2つの極限操作の交換可能性や、順序に関すること)
    • ルベーグ積分の意義
      • 極限操作性の拡張
      • 近似方法の拡張
    • 確率論
      • 確率分布の積分
      • ルベーグ測度に関する密度
      • 累積密度
      • 期待値
      • 特性関数
  • 5. 可積分関数の空間
    • 距離
    • ノルム
    • ベクトル、ベクトル空間
    • 1次L^1空間
    • L^2ヒルベルト空間
      • シュワルツの不等式
      • 内積、直交性、射影
    • L^p空間:完備性
    • 確率論
  • 6. 積測度
    • 多次元ルベーグ測度
    • \sigma-加法族
    • 積測度の構成
    • 切断
      • フビニの定理
    • 確率
      • 結合分布、結合密度
      • 特性関数による分布の決定
  • 7. ラドン-ニコディムの定理
    • ちょっと手に負えない感じ
  • 8. 極限定理