2005-12-19から1日間の記事一覧

HomozygosityとHeterozygosity

クローン集団でなければ、集団中に多様性が存在する。Diploid個体の集団を取り扱う場合、多様性の指標のひとつとして、集団中の個体のうちホモの個体の占める割合(Homozygosity)とヘテロの個体の占める割合(Heterozygosity)とをよく用いる。 Homozygosity + …

遺伝的浮動(Drift)

集団中にの多様性の素である変異はたえず起きているが、そのうちの大多数は集団中に残ることなく消滅する。理由は、変異配列染色体が次世代集団にかならずしも引き継がれないためである。簡単のために、100染色体があって、次世代も人口増加はなく100染色体…

Infinite-sites model

Infinite-alleles modelでは、たとえば、次のような2つの変異をモデルに合致した変異とみなす。ATGC->AAGC, ATGC->AGGC。2つの変異は、それぞれ新規アレルを生んでいる。 Infinite-sites modelでは、塩基配列は非常に長いので、あるDNA部位には、1度しか…

Infinite-alleles model

変異が起きて、遺伝子の多様性が増すことを考える。細かく考えると、あるとき、ある染色体に変異が起きてアレルが生まれ、別のときに別の染色体に変異が起きてアレルが生まれたとしたときに、この2つの新たに生まれたアレルは、同一かもしれない。しかしな…