ハプロタイプ格子

2SNPが作る4ハプロタイプについて、2群間で検定することを考える。2x4分割表ができて、自由度3である。今、4ハプロタイプをH1,H2,H3,H4とし、ケースのH1,H2,H3の観測本数をx,y,zと自由度3に相当する3変数とすると、2x4分割表の周辺度数に基づく、観測分割表の生起確率は、x,y,zの関数として、3次元空間に表現される。
今、2群間において、H1の頻度の違い、H2のそれ、・・・、SNP1の第1アレルのそれ、SNP2の第2アレルのそれ、といろいろな尺度で検定する、というのは、この3次元空間確率密度分布を、それぞれに対応する軸について自由度1で解釈する、ということである。