距離に比例する

  • 今、自由度をkとする
  • 帰無仮説の棄却検定の統計量を\chi^2=K_tとする
  • ここで、ある対立仮説で最も観察されやすい統計量が\chi^2=K_xであるとする
  • このときにパワーがpであるという
  • kK_x-K_tの関係は(ほぼ)比例するらしい
  • p=0.5のときには、k-1=K_t-K_xらしい
    • 自由度が1のときにK_x=K_tでパワーが0.5になるのは、すぐに納得がいきそうだ
  • K_tを小さくすると、帰無仮説での閾値球外成分が多くなり、また、対立仮説の逆方向での閾値球外成分の混入があるので、K_t-K_x> k-1となってくる
k<-1:100 # 自由度
Kx<-50 # 対立仮説のカイ値(カイ二乗値の平方根)
p<-0.5 # パワー
Kt<-qchisq(p,df=k,Kx) # パワーをもたらすKtの値
plot(k-1,Kt-Kx,type="l")
abline(0,1,col=2)
  • K_t=K_xのときのパワーを計算しよう
Kt<-Kx
pow<-pchisq(Kt,k,Kx,lower.tail=TRUE)
plot(k,pow,type="l")