2007-03-02 斜めに読む『数学で読み解く統計力学』 駆け足で読むシリーズ 統計力学 教科書 数学で読み解く統計力学―平衡状態とエルゴード仮説 作者: 森真 出版社/メーカー: 共立出版 発売日: 2006/11 メディア: 単行本 多数の要素が持つ状態 第1章 統計力学のモデル 推移確率・推移確率行列 2項定理 平衡状態 相空間(すべては座標に) 理想気体の要素は無限に小さい スターリングの公式〜 eの定義式 強度のポワソン分布〜 強度のポワソン分布は有限区間について加算、 から ボレル・カンテリの定理 事象の結びと事象の補集合の交わり ボルツマン方程式と時間の反転に関する制約 流体力学的極限と熱力学的極限 BBGKYヒエラルキー リューヴィル(Liouville) 非線形なボルツマン方程式と、それより1つ式は増えるが線形なBBGKYヒエラルキーの方程式。変数を1つ増やして簡単(だと思いたい)形に変形する。 第2章 熱力学的極限 アンサンブル:平衡状態を表す不変な確率測度 ミクロカノニカルアンサンブル カノニカルアンサンブル グランドカノニカルアンサンブル 古典力学系 古典格子系 量子系 行列表現 状態の制約表現 相互作用の表現 離散表現・連続表現 有界、空間拡張 次元。1次元から一般化次元 第3章 変分原理、ギッブス測度、相転位 アンサンブルの極限 確率測度の収束 アルジェブラ代数 分配関数の微分不可能性 第4章 温度、エントロピー、圧力、化学ポテンシャル 第5章 統計力学の時間発展(エルゴード性)