重積分(駆け足で読む統計学のための数学入門30講 28 29)

  • 第28講 重積分
  • 第29講 重積分での変数変換


最尤推定における微分の役割が多変数にしたときの偏微分の役割であることを、第25 26 27講で見たが、確率密度関数の面積を求める作業(=積分)が多変数化して重積分となり、面積が体積(3次元の場合。4次元以上の場合も高次元体積とする)に代わる。基本的な積分の技法が重積分に拡張されるのは、微分から偏微分への拡張の場合と同様である