駆け足で読む『偏微分方程式』(スタンリー・ファーロウ)
- 作者: スタンリーファーロウ,Stanley J. Farlow,伊理正夫,伊理由美
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 1996/12/01
- メディア: 単行本
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- 第1部 入門
- 第2部 拡散型の問題
- 第2課 拡散型の問題(放物型方程式):例示
- 第3課 拡散型問題のいろいろな境界条件
- 境界条件の3つの型
- 第4課 熱伝導方程式の導出
- 第5課 変数分離
- 第6課 非同次境界条件を同次境界条件に変換すること
- 変数分離が必要とする条件「線形同次境界条件」を作って変数分離法に持ち込む
- 第7課 もっと複雑な問題を変数分離で解くこと
- 第8課 難しい方程式を簡単な方程式に変えること
- 指数関数を入れたり…
- 第9課 非同次偏微分方程式の解法(固有関数展開)
- 常微分方程式を解いて得られる関数の組み合わせに持ち込む
- 第10課 積分変換(正弦変換と余弦変換)
- 「問題」が易しくなるように「変換」して、易しい問題を解いて、元に戻す(逆変換する)
- 変換する関数がkernel(核)
- 第11課 フーリエ級数とフーリエ変換
- 第12課 フーリエ変換およびその偏微分方程式への応用
- 微分が積にかえられること
- 「2つの関数の積の変換はそれぞれの関数を変換したものの積ではない」
- 「関数の積」である関数の変換は、関数に「畳み込み処理」したものの変換である
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- が出てくるあたりは、確率変数の同時分布とかと同じ(だろう)
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- 無限畳み込み
- 微分が積にかえられること
- 第13課 ラプラス変換
- 減衰因子がある
- (ので)フーリエ変換より多くの関数の変換が可能
- 第14課 デュアメルDuhamelの原理
- 第15課 拡散問題における対流項
- 対流は多数の分子の動き
- 第3部 双曲型の問題
- 第16課 1次元波動方程式(双曲型方程式)
- 第17課 波動方程式のダランベール解
- うまく行く解
- 第18課 ダランベール解(続)
- 無限
- 特性曲線
- 第19課 波動方程式に関連した境界条件
- 3種類の境界条件
- 両端の変位を指定
- 両端に加わる力を指定
- 両端を弾性支持
- 3種類の境界条件
- 第20課 有限な弦の振動(定常波)
- 第21課 梁の振動(4階の偏微分方程式)
- 第22課 問題の無次元化
- 物理から数学へ
- 第23課 偏微分方程式の分類(双曲型方程式の標準形)
- 2変数
- 線形
- 2階
- 第24課 2次元と3次元の波動方程式(自由空間)
- 第25課 有限フーリエ変換(正弦変換と余弦変換)
- 第26課 重ね合わせ(線形システムの屋台骨)
- 部分問題への分解
- 変数分離・積分変換も重ね合わせの原理による
- 第27課 1階の方程式(特性曲線法)
- 1階の偏微分方程式の解法は2階のそれにさほど役に立たない
- 第28課 非線形1階方程式(保存方程式)
- もっとも役にたつ偏微分方程式の1つが「保存方程式」
- 第29課 連立偏微分方程式
- 第30課 太鼓の膜の振動(極座標の波動方程式)
- 第4部 楕円型の問題
- 第5部 数値解法と近似解法
- 第37課 数値解(楕円型の問題)
- 偏導関数を差分で近似
- 第38課 陽的差分法
- ある時刻の解をそれ以前の時刻の解を使って陽に解く
- 刻み幅を小さく
- 第39課 陰的差分法(クランク-ニコルソン法)
- 最大の時刻での解を求めるために連立方程式を解く
- 刻み幅が陽的差分法より大きくできる
- 第40課 解析解と数値解
- 何がわかればよいか
- 解析解なら、モデルとしてわかる部分が多い(かもしれない)
- 第41課 偏微分方程式の分類(放物型の方程式と楕円型の方程式)
- 2変数
- 2階
- 線形方程式
- 第42課 モンテ・カルロ法(入門)
- 第43課 偏微分方程式のモンテ・カルロ解
- 第44課 変分法(オイラー-ラグランジュ方程式)
- 第45課 偏微分方程式を解くための変分法(Ritzの方法)
- 第46課 偏微分方程式を解くための摂動法
- 解が知られている問題を連続的に少しずつ変形する
- 解も少しずつ修正する
- 第47課 偏微分方程式の等角写像による解
- 『2次元以上のユークリッド空間からユークリッド空間への写像』(ウィキペディア記事より)
- 第37課 数値解(楕円型の問題)